月刊絵本シリーズ ▶
月刊絵本
定価: 640円+税
AB判(210×257㎜) 24ページ
文:井上林子
絵:さこももみ
世界名作【羊飼いと狼(ひつじかいとおおかみ)】
「イソップ寓話」の有名なお話。何度も噓をついて、騙される村人たちを見て楽しんでいた少年が、本当の狼に遭遇した時・・・。
嘘つきはやがて誰からも信用されなくなる、という教訓が込められたお話。
内容
仕事を退屈に思った羊飼いの少年は、娯楽の為に「狼が来たぞ!」と村人たちを脅かし始めます。言葉を信じた村人たちは、慌てふためき狼をやっつけようとしますが、狼の姿は見当たりません。羊飼いの少年は、そんな村人たちの姿を見て楽しみ、何度も同じ手口で村人たちを騙すのです。ところが、何度も同じ嘘を繰り返すうち、本当に狼に遭遇した時には、村人たちから「嘘だ」と決めつけられてしまうのです。さて、少年と大事な羊たちの行く末はどうなるのでしょう。