学校法人 阿弥陀寺教育学園 能満幼稚園は、千葉県市原市の恵まれた自然の中に立地し、200名近くの園児さんが毎日笑顔で登園しています。創立者、宇野弘之理事長先生は、幼年国語教育会の前会長、井上文克先生とご親戚関係にあり創立当初から石井方式漢字教育を実践されてきました。今井利夫園長先生は、宇野理事長先生とともに大阪にあった井上先生の小路幼稚園(幼児からの漢字教育の第1号園)も見学され、石井 勲先生のご講演も何度か聴講されたそうです。
姉妹園には、ちはら台幼稚園、おゆみ野南幼稚園、千原台まきぞの幼稚園、その他に保育園が4か園あります。
幼児期の教育は、その人の人生航路の基礎になるのみならず、生涯その人の身に付いて、人間形成の基礎になることは間違いありません。学園の教育方針は、「魂ある人づくり」「幼児期の特性をふまえ、幼児にふさわしい環境構成を図る」「遊びの中での諸体験を積み重ねながら豊かな人間性を育てる」。これらを柱に、教育立国として、園児たちが次の世代を担う立派な人格者に育つことを願いながら、日々の教育・保育に注力されています。
毎年11月に開催の生活発表会は、市原市市民会館の大ホールが会場です。ご家族が見守る大舞台での発表は、大きな自信を生み一生の宝となることでしょう。一昨年の第40回記念発表会には、前文部科学大臣、松野博一先生が来賓としてご出席になりました。
子供たちは絵本が大好きで、先生と一緒に読む時間は元気な声が教室いっぱい響き渡ります。登龍館発行の漢字かな交じり文の絵本は、3歳児も先生と一緒に楽しく読んでいます。年長になると、ひらがな大判カードを使って初めて習うひらがなを、「おまじない言葉」を唱えながら正しい書き順で学んでいます。
もちろん学習だけでなく、緑いっぱいの広い園庭でのびのびと走り回ったり、何種類もの滑り台が連結した、大人気の大型総合遊具で遊んだりして、園児たちは充実した時間を過ごしています。
年少から年長まで基本的生活習慣として大切にしていることは、挨拶です。「お早うございます」「さようなら」「ありがとう」「ごめんなさい」が誰にでも進んで言える子になってほしいと、能満幼稚園の先生方は、いつも願っています。