医聖「野口英世」を学ぶ~英世を育んだ猪苗代、会津へ~(2019年8月21日~23日)
3日間大雨との予報が、行く先々で雨がやんで晴天に。雨具は一度も使わずどこでも歓迎されているようでした。
1日目。バスで福島は猪苗代、会津へ。まずは「ならぬことは ならぬものです」の『什の掟(じゅうのおきて)』が有名な会津藩校「日新館」で、英世を育んだ会津の精神を学びました。ホテル「マウント磐梯」に到着後は、日新館の名の由来にもなった『大学』や、『論語』の朗誦をしました。美味しい夕食後には、タイムマシンで「野口英世博士」が登場(扮したのは元野口英世記念館館長)。質疑応答では、子供たちの鋭い質問に博士もびっくり。夜は大きな温泉で汗を流し、初日から全員ぐっすり眠ることができました。
2日目。午前中は野口英世の生涯について学習した後、「魚つかみ」を体験。清く冷たい水の中で捕まえたニジマスの塩焼きとおにぎりを美味しそうに頬張っていました。
午後は野口英世記念館へ。参加前に伝記を読んで学習を重ねていた子供たちは、細かい部分まで興味津々で見学していました。ホテルでのまとめの学習(英世の母シカの手紙など)では、それぞれの親御さんが書いたサプライズの手紙が手渡され、みんな真剣な眼差しで熟読。中にはすすり泣く声も。返信の手紙を一所懸命に書いて簡易ポストに投函しました。夕食後はお楽しみ抽選会です。
3日目。真っ青な空に赤屋根が美しく映える鶴ヶ城を散策。そしてみんな満面の笑みで帰っていきました。