医聖・野口英世を学ぶ(平成28年8月22日~24日)
今年は、「忍耐」の人と称された野口英世ゆかりの、福島は猪苗代・会津の旅です。
初日は「野口英世記念館」へ。喋る英世ロボットや生家の「志を得ざれば再び此地(このち)を踏まず」と刻まれた柱など、皆熱心に見学していました。宿泊先のホテルに到着すると、英世の生涯について学習。温泉に入浴後は、元野口英世記念館館長の扮する野口英世博士が登場し、盛り上がりました。
2日目は、自分の夢や支えてくれている人たちについて話し合い、お昼には磐梯(ばんだい)高原の南ヶ丘牧場へ。青空に映える雄大な磐梯山には感嘆の声が上がりました。
ホテルに戻り、「野口シカ(英世の母)の手紙」を読み終えると、保護者からの手紙が一人ひとりに手渡されました。封を開けると、照れ笑いする子、隠して読む子、涙する子・・・。そして返信を書いて簡易ポストへ投函。どの子の瞳も輝いていました。
夜、学習の後は、恒例のお楽しみビンゴ大会。野口シカと英世を模した先生方の寸劇には皆大爆笑でした。
3日目は、白虎隊の学び舎、会津藩校「日新館」へ。壮大な江戸建築や当時の学習の様子を見学。また、門前で朗誦した「ならぬことはならぬものです」で知られる「什の掟(じゅうのおきて)」について、師範からの厳しくも温かい感動的な講義を拝聴しました。
最後は「鶴ヶ城(会津若松城)」を見学。お昼に大好きなカレーを食べたらお買い物タイム。お土産を手に、英世のように胸を張って、全員元気に家族の元へ帰っていきました。