宮澤賢治「銀河鉄道の夜」を学ぶ(平成30年7月30日~31日)
台風一過の朝、大型観光バスに43名の生徒を乗せ、千葉県南房総に向け出発しました。今回の学習テーマは宮澤賢治の代表作と言われる「銀河鉄道の夜」です。
宿泊先の「自然の宿 くすの木」は、廃校となった元小学校を再利用した施設。その独特な静謐(せいひつ)さと、外に出て仰ぎ見れば天上に誘うかの如き夏の夜空に輝く星々とが、「銀河の光の中を駆ける機関車」のイメージを盛り上げ、生徒たちはストーリーの素読に没頭していました。
翌日も朝から学習です。「カンパネルラのように、私も誰かの幸せのために生きたい。」と感想文を書き綴った生徒もおり、賢治の想いを皆、何らかの形で受け止めただろうと感じました。
宿を後にして、お楽しみの鴨川シーワールドに到着です。ダイナミックなシャチのショーでは、飛び散る水しぶきに歓声を上げる生徒たち。
気温が高い中、講師一同熱中症に最大限気を配り、怪我無く事故無く元気に生徒たちは保護者のもとに帰り着きました。