平成30年6月に発行する絵本は花園文庫6月号「因幡の白兎」です。
因幡の白兎
A4判 24ページ
文:矢部美智代
絵:水野ぷりん
日本神話【因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)】
日本神話の中で子供たちに親しみやすいお話の一つを再話。兎が鮫(さめ)、兄神、そして弟の大国主命(おおくにぬしのみこと)と次々とやり取りしながら展開していくストーリーです。
【あらすじと見所】対岸の岬まで渡りたい白兎。海を泳ぐ鮫を眺めていると、そのためのよい考えが浮かびます。さて、その方法とは・・・。
しかし、だまして渡ろうとしたことが鮫に知られてしまい、白兎は皮をはぎ取られてしまいます。そこへ通りかかった神々一行が治療法を教えますが・・・。
最後に優しい大国主命が登場し、正しい治療法を授け、白兎は完治。心が温まります。
詩は友達
今月の詩は、日本近代詩の父 萩原朔太郎「竹」。
裏表紙 童謡の世界
今月の童謡は、北原白秋作詞の「雨ふり」。