公開授業「自然に生き生きと」、音読コンクール最優秀賞受賞についてなど
大阪府堺市の東百舌鳥幼稚園で、第1回目となる幼児教育プレゼンテーションを開催しました(幼年国語教育会開催、東百舌鳥幼稚園・株式会社登龍館後援)。テーマは同園が追究する「自然に生き生きと~ひとつひとつを丁寧により深く 子供の自信へと繋げるために~」で、園の教育方針と園児の活動の実際などが披露されました。
公開授業では、年長児から2歳児まで広く公開。サーキット運動と呼ばれる体育活動では、園児たちがマラソン、跳び箱、登り棒、トランポリンなどを流れるようにこなし、多くの年長児が長大な雲梯(うんてい)を最後まで渡り切っていました。
教室では、「ここにいます」という授業で、歌唱や詩の朗誦、算数遊びなどをスピーディーに行いました。上の年齢の園児になると声が揃い、とても聞き取りやすい歌唱・朗誦でした。続く、石井方式の絵本の音読でも、気持ちがこもった優れた音読でした。
また、昨年の音読コンクール(団体・年長の部)で最優秀賞に輝いた東百舌鳥幼稚園の音読への取り組み方を、同園の先生にご説明いただいきました。参加者は関心を寄せ、熱心にメモを取っていました。
教育講演も行い、木村まさ子先生がしみじみと語った講演「言葉の大切さ」では、受講者は心癒された様子でした。野口芳宏先生の講演「音読指導の意義とポイント」は、簡潔にまとまったお話でしたが、ユーモアも散りばめられた楽しい講演になりました。