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花園文庫11月号 猿蟹合戦

月刊絵本

定価: 640円+税

A4判(210×297mm) 24ページ
文:もり・けん
絵:かすみゆう

日本昔話【猿蟹合戦(さるかにがっせん)】
蟹と猿のやり取りや、柿の実を実らせるために唱える呪文のような言葉などが興味を引きます。悪事を働くと報いを受けるというメッセージを伝えるお話です。日本の五大昔話の一つ。

内容

柿の種を持っていたずる賢い猿が、おにぎりを持っていた母蟹に、持ち物を交換する話を巧みに持ちかけ、まんまとおにぎりを手に入れます。母蟹は柿の種から実がなるまでに丹誠こめて育てあげますが、そこへまた、あのずる賢い猿がやって来て・・・。やっと柿が食べられると思った母蟹に、猿は親切にするどころかとんでもない仕打ちをするのです。
子蟹たちの敵討ちに、臼や蜂、栗なども協力し、悪い猿をやっつけます。それぞれの特性を発揮した敵討ちが見ものです。
詩は友達
今月の詩は、宮澤賢治の代表的作品「雨ニモマケズ」です。

裏表紙 童謡の世界
今月の童謡は、「紅葉」です。


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