平成30年9月に発行する絵本は花園文庫9月号「月の兎」です。
月の兎
A4判 24ページ
文:中島和子
絵:関屋敏隆
世界名作【月の兎(つきのうさぎ)】
月に兎が住むといわれるようになった由来話です。
他者を思う兎の苦悩や行いが胸を打つ、感動の物語。
【あらすじと見所】善行を積んで修行している猿と狐と兎。困っている人がいれば助け、空腹な人がいれば食べ物を分けてあげました。それを見ていた天の神が、やつれた老人に姿を変え彼らの前に現れ、何日も食べていないので助けてほしいと言います。猿たちは老人のために食べ物を探しますが、兎はどうしても手に入れることができません。悩み抜いた末に兎がとった行動は・・・。
インドで生まれ、日本にも伝わった感動のお話です。
詩は友達
今月の詩は、高村光太郎の「少年に与う」です。
裏表紙 童謡の世界
今月の童謡は、「出た 出た 月が~」でお馴染みの「月」です。