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出会い文庫10月号 宝下駄

月刊絵本

定価: 640円+税

AB判(210×257㎜) 24ページ
文:山本省三
絵:小山友子

日本昔話【宝下駄(たからげた)】
孝行息子が不思議な宝を手にし幸せになる宝珠譚。島根、岡山、九州地方などで語り継がれてきた民話です。欲深さを戒めるメッセージが込められています。

内容

病気の母親と暮らす親孝行の青年は、母親の薬代を何とか工面しようと親戚のお金持ちの叔父さんを訪ねますが、すげなく断られてしまいます。帰り道、夢か現か、仙人のようなお爺さんから不思議な「小判が出る下駄」を授かります。この下駄のお陰で母親の薬を買うことができ、体調が良くなった母親と穏やかに暮らす青年の家に、ある日、強欲な叔父さんがやって来て下駄を奪ってしまいます。実はこの下駄、小判が出る度に背が縮まるというとんでもない作用もあるのですが…。背が縮まることを知らない強欲な叔父さんの運命はどうなってしまうのでしょうか。
言葉でつながる 僕の気持ちと私の気持ち
絵:さいとうゆきこ
物を人に手渡す際に「どうぞ」と申し添える心遣いを、音読を通して身につけます。

諺の道
イラスト:柳深雪
「聞いて極楽見て地獄」「親しき仲にも礼儀あり」「桃栗三年柿八年」「棚からぼた餅」を紹介。

童謡の世界
絵:亀谷陽子
「おつかいありさん」


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